
魂の行方
人が亡くなれば「体は滅びて無くなってしまいますが、魂はどうなるのか?」
私たち日本人は、長く長く魂の行き先に思いを巡らせてきました。しかし、未だに明確な答えは得られていません。
少なくとも亡き人の魂は、いつまでも「生まれ 育ち 死んで逝った土地」に留まり続け、愛する人々・子孫とともに生き、その幸せを見守ってくれると信じてきたのではないでしょうか?
先祖との交流、この様な伝統的な考え方は今日でも様々な形で伝えられています。
例えば、自分の家や畑に山の神を招く行事が日本各地で見られます。これは山の神となった先祖の霊が、恵みをもたらす為に山から里に降りてくるという信仰があるからです。
先祖が子孫の生活する地域の近くの山頂に留まり、時季を定めては子孫と交流する為に降りてくるとの考えは、いつまでも自分たちの近くにいて見守って欲しいという素朴な願いの現れであり、地域からいつでも望むことのできる高い山上が、神々の聖地、先祖の永住地と信じられて来た事の証ではないかと思うのです。
貴方の大切な人々は目には見えなくなってしまいましたが、近くに存在し1年の間に何度か会いにきてくれると思う事は出来ませんか?
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