葬儀には色々な役割があると思いますが、大切なのは本当に心の底から悲しむ事です。
最近では、悲嘆の作業グリーフワーク(Grief work)とも呼ばれています。
グリーフワーク中の「悲嘆のプロセス」で、人が死別した時から、どの様な心の悲しみのプロセスをたどるか説明しています。
しかし、全ての方が同じ様になるのではなく、また人によってはその悲しみのプロセスが始まらない、始められない人がいます。
この悲しみのプロセスを先送りにする事や避ける事は、とても危険なことであり心が壊れてしまう可能性を私達は認識しています。
悲しみのプロセスが始まるのは、死の現実を直視した時からです。そして感情の吐露があって初めて次に進めます。
ご遺族に感情を吐露できる安全な環境を作り、悲嘆の促進をする。すなわち、遺族が癒される為に死の現実を直視して頂き悲しませる事を私共は、あえてしなければならないのです。
死の現実を実感するもっとも効果的な事は、やはりご遺体との対面です。死の現実を直視して頂く為ですが、強要するのではなく、且つ許容オーバーにならない様に注意しながら対面して頂く様にしています。これが私共の大切な役割の一つであると考えています。
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